30代がやるべき投資とは？リスクを抑えて資産を増やす方法

1. はじめに：30代の投資はなぜ重要か？

30代は資産形成の黄金期です。収入が安定し、投資に回せる資金が増える一方、40代以降はライフイベント（住宅購入・子育てなど）で自由に投資できる余裕が減る可能性があります。

私はこれまでNISAでS&P500に投資し、個別株にも挑戦してきました。個別株では、夜中まで米国市場をチェックし、仕事に影響が出た経験もあります。その後、インデックス投資の安定性を実感し、投資方針を見直しました。

また、私自身「なんとなく起業したい」という気持ちを持っています。しかし、明確なアイデアがあるわけではありません。そのため、FIREができる資金を集め、会社を辞めても困らない状態を作り、自由に選択できる状態を目指す というスタンスで投資を続けています。

この記事では、30代がやるべき投資戦略と、私自身の経験を踏まえた「失敗しないためのポイント」を紹介します。

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2. 30代が投資を始める前に考えるべきこと

① 生活防衛資金を確保する

投資を始める前に、最低6か月分の生活費を確保しましょう。万が一の出費で投資資産を売却するリスクを減らせます。

私自身は社会人9年目で投資を始めたため、ある程度の貯金がありました。また、当時は新NISAではなく旧つみたてNISAがあり、最大40万円のつみたてNISAで投資を始めました。その後、バリュー株や成長株など様々手を出しましたが、ある程度貯金があり株式投資で失敗しても再起できる状態であることが重要だと思います。

特に20代の社会人は出費が多いと思います。飲み会、家具の買い替え、友人の結婚式のご祝儀、さらに早い人は社会人で結婚する人もいるでしょう。また、ほかの年代の人にも当てはまりますが、昨今は税金も上がっているため、6か月～1年くらいの生活防衛資金を持っておくのがいいでしょう。特にご家族をお持ちの方は、家族のための投資なのに家計が苦しくなっては意味がないですからね。

📌 補足：「生活防衛資金とは？」

→ 失業や急な出費に備えるための現金資産。投資とは別に確保するのが基本。

② 投資の目的を明確にする

私は「起業資金を貯める or FIRE（早期リタイア）を目指す」という目的で投資をしています。明確な事業アイデアがまだないため、FIRE資金としての運用を優先しています。

投資の目的を決めることで、取るべきリスクの範囲が明確になります。

📌 補足：「FIREとは？」

→ Financial Independence, Retire Early（経済的自立と早期リタイア）の略。投資で資産を増やし、働かなくても生活できる状態を目指す考え方。

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3. 30代におすすめの投資戦略

✅ インデックスファンド投資（つみたてNISA）

🔹 メリット

• 少額から投資可能で初心者向け
• 長期的に安定した成長が見込める
• 放置していてもOK（時間が味方）

🔹 デメリット

• 短期間では大きなリターンは期待できない
• 暴落時でも積み立てを継続できるかがカギ

📌 私のケース：最初にS&P500を積み立て開始し、マーケットの動きに慣れながら投資額を増やしていった。

✅ ETF（上場投資信託）

• VOO（S&P500連動） → S&P500を買うならこれ
• VTI（米国市場全体に投資） → より広く分散したい場合
• VYM（高配当ETF） → 配当を受け取りながら運用したい人向け

📌 私のケース：QQQ（NASDAQ100連動）やSPYD（VYMと別の高配当ETF）などを所持。

📌 補足：「ETFとは？」

→ 上場投資信託（Exchange Traded Fund）の略。株のように売買できる投資信託。

✅ 成長株とバリュー株

• 成長株 → 企業の成長率が高く、株価の上昇が期待できる銘柄
• バリュー株 → 割安に放置されているが、将来的に見直される可能性のある銘柄

📌 私のケース：成長株はNVDIAやAlphabetを所持しています。

📌 補足：「成長株とバリュー株の違いとは？」

→ 成長株は将来の利益拡大が期待されるが、バリュー株は市場で過小評価されている企業を狙う投資戦略。

4. 30代が避けるべき投資の失敗例

❌ ミーム株に手を出す

個別株に興味を持った時、有名なYouTuberや投資家の動画・書籍を読み漁り、ネット掲示板をチェックする中で、経緯は覚えていないもののノリと勢いでとあるミーム株を購入。（確か1株24～26ドルくらい。）

一瞬40ドル以上に上昇し、「どんどん成長し資産が増える」と妄想していたものの、結局元の株価に戻り、そのまま持ち続けてしまう。「株は長く持て」という格言を信じた結果、株価は下落し、数日で40%近くマイナスに。 現在も13ドル程度で推移。

また、米国株だったため、深夜も値動きを観察し続け、生活が不規則に。結果、仕事中の集中力も落ちてしまい、撤退を決意。この経験を通じて、「知識なしの投資は危険」だと実感しました。

しかし、その後も似たような失敗を何度も繰り返し、ボラティリティの高い個別株に安易に手を出すことのリスクを痛感しました。

📌 教訓：ミーム株に限らず、ボラティリティの高い個別株には慎重に！

. まとめ：30代のうちに投資を始めよう！

• 生活を崩さず、安定した資産運用をすることが大切
• おすすめはインデックス投資・ETF・個別株（成長株メイン）
• FIREや起業資金など、目的に応じた投資戦略を立てる
• 短期的な値動きに惑わされず、冷静な投資判断をする

📌 次のステップ

1. 生活防衛資金を確保する
2. 目的を決めて投資戦略を考える
3. つみたてNISAやETFなど、低リスクな投資から始める
4. 知識を深めながら、個別株や他の資産にも挑戦する

「投資を始めたいけど何をすればいいかわからない」と悩んでいるなら、まずはNISAでインデックス投資から始めてみるのがおすすめです！未来のために、今できる一歩を踏み出しましょう！